 さて続いては、本題の牡馬クラシック第一弾『皐月賞』の予想
に入ろう。2強対決ムードが大方の予想だがはたしてそうか?こ
ういったときはどちらかが3着というケースが多々あるけどね。
まあ、素直に考えればあの2頭がちょっと実力的に抜き出てるし、
俺もどちらかが勝つ可能性はかなり高いと思うよ。では勝つのは
どちらか?アグネスタキオンやろな。この馬ほんと強いで。久々
に三冠を狙える器の持ち主や。前走の弥生賞を勝つまでは俺も半
信半疑やったけど、あれで確信が持てた。同僚のゴールドが出走
していればまだここまでの信頼が置けないかもしれないが、残念
な事にみなさんもご存じのとおり、こちらは今後に期待するしか
ないよ。ならやはり今回はタキオンの独壇場。ゴールドのアクシデントもこの馬に勝って下さいと味方
しているようにしか考えられんわ。ここ10年弥生賞馬が連対していないという不吉なデータはあるも
のの、それを克服できるだけの逸材と信じてるで。ここをあっさりクリアすれば3冠への扉は大きく広
がる。よほどのアクシデントがない限り連には絡むよ。したがって馬券は素直に2着争いに徹しましょ
う。
その1番手に当面の2強の相手側ジャングルポケット。この馬もかなり強い。普通ならば本命になっ
てもおかしくないほどの素質馬。前走共同通信杯も圧勝でここへ駒を進めてきた。タキオンも相手とし
ては十分すぎるほどの馬やね。ただこの2頭で決まればオッズは3.5倍位やろか。俺としてはあまり
興味のない馬券やけど10万ぐらい1点で賭ける勇気のある人は、何も考えんと勝負したらどないやろ
か?俺はヒモ荒れを狙って買うけどね。でも強いもんは強いからな〜。
そして単穴評価と言うよりも3番手にはあの豊も惚れ込んだというダンツフレーム。未だ連を外した
ことがないという堅実馬で、今の中山の馬場状態を考えれば、ひょっとしたらジャングルポケットより
上にいくかもしれんな。なんせあの勝負根性は捨てがたいし、大きいレースで力を発揮できるブライア
ンズタイム産駒と言うのも魅力やな。鞍上藤田はこのところパッとしないが、ここらで今一度存在感を
示してほしいね。
この3頭までがやはり順当な予想かと思うが、これではちょっと堅すぎて馬券の楽しみがないよな。
そこで密かに個人的に最も期待している馬がミスキャスト。未だ2戦しか戦っていない馬だが、前走弥
生賞では3着とキッチリと権利を確保した。あのサンデーとノースフライトの血がかよっている超良血
馬で、今なら2000mの距離までは十分勝負になるはずや。また前々日の前売りオッズではタキオン
との馬連が16倍(ほんま?)もついており、配当的にもおいしすぎるほど魅力十分や。今回凡走して
も、先々は必ずやG1を取れる器と信じている俺には、やっぱ今がこの馬の買い時やわ。
あと荒れ馬場が合いそうな究極の穴馬ミヤビリージェントとテイエムゴーカイの2頭を押さえに。ミ
ヤビは今回も全く人気がないが、前走スプリングSであのアグネスゴールドとコンマ2秒の差のない競
馬をしており、不利がなくまっすぐ走れば俺はそんなに弱いとわ思わんけどなね。特に雨でも降ればわ
からんよ。でもこの馬がほんとに直線飛んできたらビックリするけどね。テイエムは先週のオーシャン
の勢いを買って1票投じる。未だ条件馬だが抽選で滑り込めたのもやっぱ運があるやろうし、さらにこ
の馬は絶対に力のいる荒れ馬場が得意やと思う。他の馬が苦しむ分この馬にはプラスだし、不気味な伏
兵にならんかな〜。最後に良馬場前提で弥生賞2着のボーンキングに注。
(佐々木敏守=競馬評論家・フリーライター)
ゴールドの分まで力出し切れば大丈夫や!
このページは、「大阪日日新聞」の連載でもおなじみ、
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